2013年 10月 28日
3棟にて「省エネルギーで快適な暮らしのできる街」を計画したコンセプトタウン「京町町家」は、 全棟、住まい手さんが決まりました。 いよいよ、街づくりのスタートです。 年月が経つにつれて、味わいが増し、 10年後、20年後、さらに後まで、住まい手さんと街の方々に愛してもらえるような 場所になると嬉しいです。 今後も、暮らし方サポートをしていき、共に街を育てていきたいと思います。 住まい手さん、今後ともよろしくお願いいたします。 #
by zaisohouse
| 2013-10-28 19:05
| 家づくり
2013年 02月 21日
京町町家には、お庭をしつらえています。 敷地に対して建物をゆったりと配して、 お庭をつくり、植栽を植え、 屋外リビングのように使えるウッドデッキをつくっています。 日本古来の縁側のような雰囲気。 木々の成長、そこにやってくる生き物たちに触れることで、 子供たちの野外学習の場になったり、 心のゆとりに繋がったり、特別な家族の時間をつくる場所になったり、 お庭には無限の楽しさが広がっています。 以下、京町町家のお庭を彩る植栽たち。 上段左:しなやかな樹形と、明るく細かな葉のシマトネリコ(半常緑樹)。 暗い印象にならず、適度に視線を遮ってくれます。最近人気の樹種。 上段右:トキワマンサク(常緑樹)。枝葉の密度が濃く、生垣向き。ところどころ赤紫色の葉色と、濃いピンクの花が楽しめます。 下段左:シラカシ(常緑樹)。枝葉の密度が濃く、生垣向き。細長い葉は竹のような雰囲気があります。 下段右:シンボルツリーのヤマボウシ(落葉樹)。 冬は葉を落としますが、枝の密度が比較的濃いので、陽射しを採りいれながら、目隠しの役割もしてくれます。 すっとした樹形で、シンボルツリーにふさわしい。 その表情で四季を楽しませてくれる落葉樹も植えられています。 白い花を咲かせ、実をみのらせ、秋には紅葉が楽しめるヤマボウシ。 柔らかで、明るい黄緑色の葉を茂らせるエゴ。 エゴも白く小さな花を咲かせ、実をみのらせる木です。 緑を楽しむだけでなく、 夏は日影をつくり、冬は陽射しを採り入れ、 時には視線をコントロールする役割のある植栽たち。 それぞれに意図があるので、 設計の初期段階から計画をして図面に落とし込み、 樹を選ぶ際は、植木地まで足を運び設計者自らが選び、植え込みにも立ち会うようにしています。 ★「京町町家」では、2/23(土)・24(日)は、現地販売会&完成見学会を実施します。 ★京町町家A棟、B棟の見どころを、ブログZAISO-TIMESにて紹介していますので、是非ご覧ください。 #
by zaisohouse
| 2013-02-21 15:22
| 家づくり
2013年 02月 18日
近くの山の木(奥三河の桧や杉)をふんだんに使った京町町家では、その雰囲気に合うようなオリジナル家具をしつらえています。 例えばダイニングのカウンター収納。 玄関収納。 鞄を入れたり、靴を仕舞ったり、傘や長靴を置いたり。 棚は可動できるもので、素材はポリ合板張りで、水や汚れに強い素材です。 テレビボード 洗面室のリネン庫。 家具をつくる「木工部」にて、丁寧に造られた家具たち。 寸法や雰囲気に合わせて造られたその大きさや配置には、 これまで培った豊富な経験が詰め込まれています。 #
by zaisohouse
| 2013-02-18 12:04
| 家づくり
2013年 02月 07日
京町町家の壁は、珪藻土(けいそうど)の塗り壁です。 珪藻土は、珪藻という植物性プランクトン(藻)が化石化したものが主原料。 耐火性があり、七輪、コンロ、耐火断熱レンガの原料としても古くから使用されてきました。 脱臭効果が高く、様々な臭いの出るLDKの空気を心地よく保ちます。 石油からつくられる様々な化学物質を中和・除去する性質も。 また湿度が高いときは水分を吸い、乾燥している時は、水分をはき出します特徴があり、 霧吹きで珪藻土の壁を湿らせると、夏に壁の温度を下げたり、冬に室内の乾燥が激しい時に加湿の役割をしてくれます。 塗るのは、高い技術を持つ左官職人。 写真は京町町家B棟の吹抜けを塗っているところです。 珪藻土が光を柔らかく反射し、優しい雰囲気になります。 塗り壁は日本古来から建築物には欠かせないもの。 古くから存在している素材でつくられた家は、 気候風土や身体に合い、やがて土に帰ります。 人に、地球に優しい家なのです。 京町町家<長期優良住宅・近くの山の木でつくるOMソーラーの家> 設計・施工・販売/(株)ザイソウハウス 現場監督/鬼頭 康博 棟 梁/小林 文男・各務忠行 完成:1月下旬~2月 販売:1月26日(土)10時~ #
by zaisohouse
| 2013-02-07 14:14
| 家づくり
2013年 02月 04日
京町町家のうち1棟(A棟)が完成しました。 柱や梁などの構造材には近くの山の木をつかい、それらをあらわしにした室内。 素肌が常に触れている床は、足触りの柔らかい杉の無垢材を使用。 その他にも、手摺や建具、家具にも木を使った、「木の家」。 ここでひとつ、大工の木づかい。 杉の床板は、長さ4m、幅12cm、厚み1.2cmのものを組み合わせて貼っています。 側面に凹凸をつけてあり(「さね付き」といいます)、凹部分に凸部分を差し込み、釘でとめていきます。 床材を選り分ける、各務棟梁。 無垢材は、ひとつひとつの表情(見た目)が異なります。 節の有無と大きさ、木目の入り方、色合い等。 それらの組み合わせによって、ずいぶんと全体の印象に差がでます。 床板が入ってくると、まずその材料を見渡し、どこにどの材料を使うか選り分けをしていくのも、 大工の気くばり、いわば技のひとつ。 一般的に、玄関に一番綺麗な材をもってきて、次にリビング、といった感じ。 偏りすぎると、表情の違いが浮き出てしまうので、そのあたりを自然にまとめるのもセンスが問われるところ。 人の技術の積み重ねによって、美しい木の家は出来上がっています。 京町町家<長期優良住宅・近くの山の木でつくるOMソーラーの家> 設計・施工・販売/(株)ザイソウハウス 現場監督/鬼頭 康博 棟 梁/小林 文男・各務忠行 完成:1月下旬~2月 販売:1月26日(土)10時~ #
by zaisohouse
| 2013-02-04 11:02
| 家づくり
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【住所】 名古屋市熱田区花表町20-17 【TEL】 052-881-3773 【E-mail】 office@zaiso-house.co.jp 京町町家特設ページにて詳細情報を公開しています。 【URL】 http://www.zaiso-house.co.jp/kyoumachi/index.html カテゴリ
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