京町MACHIYA-TIMES

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2012年 12月 11日

京町町家の工事~基礎をつくる~

先日京町町家の2回目の構造見学会を開催しました。
見学会では、京町町家の工事過程を知ることができますが、
今回はご覧いただけなかった方へ、その一部をご紹介致します。


【擁壁工事】
擁壁(ようへき)とは、敷地の土留めの役割をする壁をいいます。
京町町家では前面道路との高低差があるので、約2mの擁壁があります。
擁壁には、等間隔であいている穴があります。これを「水抜き穴」をいって、
雨などにより、水を含んだ土が膨張し、その水と土の圧力で内側から擁壁を壊さないために、
その水を抜く役割があります。
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【掘り方】
基礎の形状に合わせて土を掘削します。
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【基礎配筋工事】
京町町家の基礎は、ベタ基礎で底盤と外周部立ち上がりを一体で打つ工法です。
その基礎コンクリートとなる部分に鉄筋を組んでいくことが基礎配筋工事。
正確に鉄筋を組むことが、強い基礎には必須です。
基礎配筋工事が終わったあとには、配筋検査を実施。
図面の通りに正しく配筋できているかを、現場担当者と工事課の責任者で確認しています。
また、住宅瑕疵担保責任の履行のため、指定の第三者機関のチェックも受けています。
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【基礎コンクリート】
配筋検査を受けた後は、基礎コンクリートを打設していきます。

打設するのは、立ち上がりの外周部と内部、それと底盤。
底盤とは、基礎の底面部分のことを言い、
立ち上がりとは、底盤から垂直に上がっている部分をいいます。
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私たちのつくる家の基礎は、不同沈下が起こりにくく、土壌からの湿気を呼びこまない、ベタ基礎が標準仕様。
そして、底盤部分と外周部の立ち上がり部(=外部に触れている部分)のコンクリートは一体で打つことにより、
シロアリの侵入を防ぎ、構造上の強度も高めています。

完成した基礎コンクリートの中には、配筋工事で組んだ鉄筋が入っています。
これは基礎の強度をあげるため。
コンクリートは圧縮(上から押さえつける力)に対しては強いのですが、
引っ張りの力には弱い性質があります。
逆に圧縮の力は弱く、引っ張りの力に強いのが鉄筋。
この2つを一体化させることにより、強度があがるのです。


建物を支える重要な基礎をしっかりつくること。
それが、安全に暮らせる家をつくることに繋がります。





京町町家<長期優良住宅・近くの山の木でつくるOMソーラーの家>
設計・施工・販売/(株)ザイソウハウス
現場監督/鬼頭 康博
棟  梁/小林 文男・各務忠行
完成:1月下旬~2月
販売:同上予定


お問い合わせは下記までお気軽にどうぞ
株式会社ザイソウハウス
名古屋市熱田区花表町20-17
TEL:052-881-3773
E-mail:office@zaiso-house.co.jp
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by zaisohouse | 2012-12-11 15:35 | 家づくり


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