京町MACHIYA-TIMES

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2012年 12月 12日

雨仕舞い。

住宅の三大瑕疵と言われているのは、①基礎 ②木構造 ③防水。
瑕疵担保履行法が施行されて、この3つのことがらに対する瑕疵を保証する義務があります。
建物の構造もさることながら、水の侵入に対する対策も、非常に重要なのです。

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先日は、京町町家B棟の外壁・屋根の防水検査を実施。
まずは、貫通部の多い壁。
具体的には、サッシュや金物が取り付けてある際の部分、配線・配管などが入っている部分は要チェックです。
防水処理は、正しく処理されていないと意味がありません。
少しの穴や剥がれ、断裂が、逆に水を招き入れてしまうこともあります。

施工業者のチェック→現場監督のチェック→工事課長のチェック
という社内検査を、私たちは徹底しています。
写真は、その様子。
ちなみに、透湿防水シートでぐるりとラッピングをして、貫通部は、防水テープ(黒いテープ)で処理しています。


そして、最も過酷な環境にさらされ、雨水を直接受ける役目の屋根の防水も重要。
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京町町家は、屋根材にガルバリウム鋼板を使用しています。
この写真は、そのガルバリウム鋼板を施工する前の状態。
屋根を固める構造用合板の上に、透湿防水シートを敷いています。

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内部結露を防ぐため、湿気を通し水を防ぐ透湿防水シートを使用。
屋根の下から順に重ねていきます。(青色①を貼った後、黄色②を貼る、といった具合。)
水は上から下に向かって流れるので、この順番が重要。

そして、重ね代を10cm以上持たなくてはいけません。


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そうして、ガルバリウム鋼板を伏せた後。
ガルバリウム鋼板は平葺きで、継ぎ目のない長尺物を使っています。
また、屋根の形は基本的にシンプル。
屋根形状が複雑になればなるほど、雨漏れのリスクは高まるからです。


根本的にリスクを減らし、
やむを得ず穴をあけたり、接続したりしなければならないところは、
徹底的に防水処理をし、確認を怠らない。
これが、ザイソウハウスの雨仕舞いです。



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おまけの一工夫。
ガルバリウム鋼板の屋根の端部を、少し上に上げています。
これにより、水が上から下へと流れるようになり、
妻側の壁や窓が汚れることを防いでいます。




京町町家<長期優良住宅・近くの山の木でつくるOMソーラーの家>
設計・施工・販売/(株)ザイソウハウス
現場監督/鬼頭 康博
棟  梁/小林 文男・各務忠行
完成:1月下旬~2月
販売:同上予定


お問い合わせは下記までお気軽にどうぞ
株式会社ザイソウハウス
名古屋市熱田区花表町20-17
TEL:052-881-3773
E-mail:office@zaiso-house.co.jp
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by zaisohouse | 2012-12-12 10:59 | 家づくり


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